6号機アイムジャグラーEXの通常時とイベント時の設定配分
昨日、パチンコ店の店長をしている友人と居酒屋で飲む機会が有り、6号機アイムジャグラーEXや新機種のアラジンなどの平常営業とイベント時の設定状況について詳しく教えてもらったので書いてみたいと思います。
ジャグラーの通常営業の設定と考え方を聞けたのは、今後のためになると感謝しています。
スロット専門店の店長の店とは?
友人でもあるパチンコ店長の店は、大手チェーンとまではいかないもののグループで20店舗程運営している中規模のパチンコチェーンのなかのスロット専門店です。
交換率は5.5枚交換で、会員カードによる貯玉再プレイが店の売りだということ。
スロット専門店の設置台数は、約400台。
客層は若者から年配の客まで様々で、スロプロらしき集団も何組かいる模様。
設置機種は、ジャグラーシリーズが数機種と最新台のアラジンや沖スロ金太郎などのART機もそれなりに設置。
メイン機種はジャグラーで、特に6号機アイムジャグラーEXが30台設置ということもあり客付けに必死で頑張っているとのこと。
イベントは月に3回から5回程度、メール会員を主体とした隠れイベントと、毎月恒例の暗黙の了解イベントを開催する程度。
立地は、繁華街から少々離れたちょっと静かな場所で、競合店舗は3店舗ほど。
稼働率は、平日で7割程度。休日は昼過ぎには9割程度。
店長のホール状況はこんな感じですが、今回は6号機アイムジャグラーEXの設定配分とイベント時の設定状況について主に書いてみたいと思います。
6号機アイムジャグラーEXの通常時の設定配分!
6号機アイムジャグラーEXの通常時の設定配分は、5.5枚交換ということもありベースとなる設定は2とのこと。
ジャグラーでも設定1はめったに使わないし、今後も使う気がないみたいです。
理由を聞いてみると、
「6号機アイムジャグラーEXの設定1は、出なさすぎて客離れが早そうな位出ない!」
からだそうです。
6号機アイムジャグラーEXの設定2なら、店にそれなりの利益を出してくれますが適度に遊べてまれに高設定らしい挙動を見せてくれるとのことです。
6号機アイムジャグラーEXのベース設定は2!
この店は6号機アイムジャグラーEXを30台設置していて、ベースとなる設定が2。
そこに設定4を4台入れて設定5を3台から5台程度入れるそうです。
6号機アイムジャグラーEXの設定4は、出ても2000枚程度の差枚数しか出ないことが多く、客がちょっと負けかトントン辺りが多いので設定4くらいでは怖くないとのこと。
6号機アイムジャグラーEXの設定5とは?
6号機アイムジャグラーEXの設定5くらいになると、出るときは3000枚以上出るときもありますが、客が設定5と気づかず低設定くさいと感じて止めることも多いそうです。
6号機アイムジャグラーEXの設定5でも、客が負けることも多々ありますし出ても3000枚以内が多いので普通に設定5を数台使用できるみたいです。
6号機アイムジャグラーEXに設定6を使わない理由!
逆に、通常営業で6号機アイムジャグラーEXの設定6を使わないのは理由があるそうです。
6号機アイムジャグラーEXの設定6は、客が負けることは少ないし、出るときは5000枚程度出たりします。
こんな設定6を数台投入しているのが客に分かってしますと、良い意味では設定6を使っているとアピールになりますが、長い目で見るとマイナスに働きます。
6号機アイムジャグラーEXの設定6は、ビッグ確率もバケ確率も優秀で、データ機器で大半見抜かれます。
そうなると、30台設置している6号機アイムジャグラーEXの他の台の設定が1ではないかと思われます。
実際は、6号機アイムジャグラーEXに力を入れていますのでイベント以外では設定6は使わないそうです。
6号機アイムジャグラーEXの通常時の設定としては、設定6を使わない代わりに設定1も使わないということになります。
イベント時の6号機アイムジャグラーEXの設定状況!
それでは、イベント時の6号機アイムジャグラーEXの設定状況はどうなんでしょうか?
イベント時は30台ある6号機アイムジャグラーEXに5台程度設定6を入れます。
そして5台程度設定4を入れます。
設定3は使わずに残りは設定1と設定2で埋めていきます。
6号機アイムジャグラーEXの設定4は、高設定の期待も持たせつつ稼働と売上が意外とあります。
売上があるので後半2000枚くらいジャグ連しても差枚数ではプラスにならないどころかマイナスにもなります。
出ているように見えて実は店が儲かっているという演出ができるのも、6号機アイムジャグラーEXの設定4の特徴です。
仮にジャグラー設定4の台が夕方から空き台になっても、データを見れば高設定の調子が悪い台程度に移ります。
そんな台が放置されることも少ないので6号機アイムジャグラーEXの設定4は使えるそうです。
6号機アイムジャグラーEXは稼働があれば高設定を入れても赤字にはならない!
6号機アイムジャグラーEX30台全て設定4で終日営業したとしても、店の赤字はそんなに大きくならないのです。儲かることはほぼないですが、6号機アイムジャグラーEXの設定4はそんな程度です。
そしてイベント時には、ジャグラーでは設定5は使わないという点です。
ジャグラーでは、設定5を1台使うのであれば、そこそこ高設定と勘違いされることも多い設定4を2台使います。
6号機アイムジャグラーEXの設定5は、終日稼動すれば大抵客側のプラスになるので見分け難く、高設定の不発と思わせるような6号機アイムジャグラーEXの設定4を使用します。
イベント時に設定6を複数台使い、設定4も5台程度使うとなると設定1を使うのは仕方がありません。
良く見かけるパチンコ店のアピールで
「赤字覚悟!赤字確定!」
などと歌っていますが、実際は赤字にせずに出玉感を出してイベントをすることが可能です。
この店で30台の6号機アイムジャグラーEXが稼働していますが、先ほどの設定配分でも赤字にはなりません。
悪くてもプラマイゼロ程度です。
その上で設定6が数台4000枚程度出てくれるし、設定4の高設定の不発という勘違いもあって、赤字にならずに高設定を大量に使っているという印象を与えることができます。
イベントは利益よりも高設定を使っているというアピール材料
このイベントで利益が出なくても、店の信用と高設定を大量に使っている実績を客に与えるだけで十分です。
この積み重ねが平常営業時のジャグラーの集客につながるわけです。
そして、イベント時に一番気をつけているのが、うちの店はイベント時に設定6を数台投入するということが分かっているので、6号機アイムジャグラーEXの設定6を読まれないようにすることです。
スロプロ軍団にはジャグラーの設定を読まれたくない
若いスロプロ軍団も数人は、朝一から6号機アイムジャグラーEXのデータを見て設定6を狙ってきます。
スロプロ軍団は基本的に上げ狙いが多いので、この店長の店では設定上げよりも、前日引き強でビッグ回数とバケ回数が多い上位の台を設定6に打ち変えます。
こうすることで、実際のジャグラーは設定2から設定6への打ち換えでも、客からしてみたらイベントの前日から6号機アイムジャグラーEXに高設定が置いてあり、イベント時には不発の高設定を据え置いてくると思わせることができます。
要は、高設定を据え置いてくると思わせることよりも、前日設定2だった台を高設定の不発台だったと思わせることに大きな意味があるのです。
6号機アイムジャグラーEXは年配の客に楽しんでもらいたい!
6号機アイムジャグラーEXは、年配のお客さんも多いのでできれば年配のお客さんに高設定を打って欲しいのが正直な気持ちです。そこはジャグラーの設定投入の仕方が全てなので、頭を悩ませます。
こんな感じで、パチンコ店長の友人のホールは、6号機アイムジャグラーEXに対して深い考えと愛情があることが分かります。
イベント時に設定6を惜しみなく投入するあたりは、優良店でもあります。私はこのホールに行くことがないので残念です。
次回以降、他の機種についての設定配分や設定状況なども書いてみたいと思います。