クレマンは不正にコインを手に入れるゴト行為!
パチスロも昔からゴト師との戦いがあり、パチンコ店に見つかれば即警察に通報されて捕まります。ジャグラーで良くあったのがクレマンというゴト師の道具です。
クレマンと言えば、カチカチ君みたいなノリで良さ気なアイテムに聞こえますが、実際は持っているだけで怖い思いをする可能性があるゴト師の道具の一つです。
クレマンの言葉の由来は、「クレジットが満タンになる!」というところから来ています。
パチンコ業界では、「クレマン」と呼んだりしています。
ジャグラーがクレマンの餌食に!
さすがに今の時代では、クレマンなどのゴトは少なくなってきているとは聞いていますが、噂では最近のジャグラーシリーズにもクレマンが使えるのでは?といった事を聞いたりしました。
実際に、クレマンによる被害を受けているホールの報告も寄せられています。クレマンによるゴト被害は、客の少ない監視の行き届かないホールで多発している傾向にあります。使用しているところが隣の遊戯客にも分かる為、人の目の届かない客の少ないホールは要注意です。
私が常に実践しているジャグラーでクレマンが使われるのは、ツライ気持ちになってきます。
今回は、クレマンによる被害状況や使い方について、書いてみたいと思います。
クレマンを使うとどうなる?
昔はクレマンを使うゴト師が多かったのには、簡単な理由があります。パチンコの体感機や電波を飛ばす機械などは、その機械を作るコストが意外とかかるんです。
パチンコ用の体感機は、細かなチップや配線をつないで電波の確認など、ひとつ作るだけでも結構な労力とお金が必要になります。体感機の配線なんかは、体中に張り巡らせて両足の親指で操作するタイプもあると聞きます。クレマンを作る人はある意味職人だと思いますが、ホールで使うのはヤバそうです。
それに比べて、クレマンは本当に単純な作りで使う部品も、下手したら小学生でも作れてしまいそうな簡単なものです。(小学生ではちょっと無理かも?)クレマンを使うメリットは簡単に作れる事と、作るためのお金が安く済むといった点です。
クレマンゴトが出始めた頃の初代クレマンの写真!
このクレマンの画像は、かなり前にゴト被害が多発していた時のクレマン本体の写真です。手のひらサイズくらいあり、ちょっと大きいので目立ちますが、最近の新しいクレマンはライターよりもちょっと大きいくらいになっています。
タバコの中に隠していたら、気づかない可能性もあります。
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クレマンを使うデメリットとは?
クレマンを作るのは安く簡単に材料が揃いますし、センスがあれば何個でも作れるそうです。クレマンを使うデメリットとして、ホールに対策されやすいのと証拠が残るといった点があります。怪しい動きで隣の客に見つかればすぐに事務所に連れて行かれます。
それに最近のスロット台はクレマン防止の為のカバーが外と中に付けているホールも増えてきました。最近のスロットでは、遊技台1台にカメラが1つ付いているケースが増えてきたので、証拠が残り易くみつかりやすいといったリスクがあります。
最近ではこのようなゴト行為が少なくなってきています。
クレマンは大量のコインを獲得するのには不向き!
クレマンを使用してコインを出して稼ぐには、もう一つ重大なデメリットがあります。クレマンは大きなお金を稼げないといった点です。クレマンの使い方は、コイン投入口に専用の道具を差込んで、コインを入れずともクレジットが満タンになります。50枚のコインでも1000円です。
一日に数回程度しかクレマンは使えないと思われるので、ゴト師からしてみると大きな稼ぎになりにくいのが大きなデメリットです。
ジャグラーで新バージョンのクレマンが使われているという情報が!
本当かどうかははっきりしませんが、最近のジャグラーシリーズのクレマンが登場しているといった噂もあります。ホールがコイン投入口にカバーをして、裏のコインセレクターにセンサーをつけて監視していれば、まず出来ないとは思いますが、クレマンの新バージョンが出た可能性もあります。
電波発信型のクレマンでクレジットが一瞬で満タンに?
新バージョンのクレマンは、電波発信機で特定の電波を発することによってクレジットが自動で満タンになるといったものが考えられます。
器具を使わないので証拠が残りにくく、電波発信なので遊技台を探すふりをしてウロウロしながらクレジットを満タンにしてもバレなさそうです。
スロットジャグラーはクレマンでのゴト被害が多い!
昔は、ジャグラーでのクレマンが多かったのも確かですが、今後ジャグラーもどうなるか分かりません。ジャグラー以外の機種でクレマン被害にあっているとも耳にします。
最近はホールのゴト行為に対する意識が高くなってきているので、個人的にはクレマンゴトはなくなるのでは?と思います。パチンコ・スロット共に、電波発信系のゴトが増えてきそうな予感がします。
自分の近くでクレマンを使っている人を見かけても、絶対に声を掛けてはいけません。危険な目に巻き込まれるおそれがあるので、店員さんに教えたほうが無難です。