パチンコ業界用語のセーフ玉とアウト玉
今回は、パチンコ店でアルバイトや正社員で働いているとよく聞く「アウト玉とセーフ玉」について書いてみたいと思います。
セーフ玉とは何かを理解していれば、仕事にもきっと役に立つとはずです。
パチンコ業界用語:セーフ玉とは?
パチンコ用語のセーフ玉というのは、パチンコやスロットなどの遊技台が払い出した玉数のことをいいます。
大当たりや通常時の払い出しすべてがパチンコ業界用語で「セーフ玉」といいます。
もちろん大当たり以外の、スタートチャッカーに入った時の数発の払い戻しも「セーフ玉」といいます。
セーフ玉のカウントは、一回の払い出しにつき一回信号が送られます。
大当たりでアタッカーに玉が一つ入るたびに信号が送られるのです。
大当たりの出玉は、送られた信号の数×アタッカーの賞球数で求められます。
正確には、送られた信号の数×アタッカーの賞球数から、大当たり中に打ち込んだアウト玉の数を差し引きます。
この計算式で求められるのが、大当たり一回の純増出玉ということになります。
セーフ玉やアウト玉はどのようにしてカウントされる?
今は、ホルコンと遊技台が連動していて、大当たりなどの賞球があるたびに信号を送り計測しています。ホルコンとは、ホールコンピュータの略称です。
そしてアウトは、遊技台から発射された球を「アウトボックス」に流れていきます。アウトボックスの出口にセンサーや機械がついていて、流れ落ちていく玉をカウントしてホルコンにデータを送ります。
パチンコ業界用語:アウトボックス=弁当箱
パチンコ業界用語で、アウトボックスのことを「弁当箱」ということもあります。新台入替などで、遊技台を移動したりする際には注意が必要です。
アウトやセーフの計測機の位置がメーカー機種ごとに若干違うからです。パチンコ店員は、新台入替などで遊技台を設置すると、必ずアウトボックスの点検と確認を行います。
遊技台の真裏の遊技台を開けて、アウト玉がきちんとアウトボックスに流れているかの確認をします。これをきちんとしておかないと、営業の要であるホルコンにデータが正確に伝わらないので、釘調整や出玉の設定に大きな影響を与えます。
きちんとアウトボックスが中心に設置しているかの確認が大切です。
アウトボックスの設置ミスで、ホルコンにも影響がでる!
過去に、アウトボックスの位置が中心に来るようにセットしていたのですが、アウト玉のデータが正確にホルコンに反映されないといった事がありました。アウトボックスに流れているはずの玉の80パーセント程度しか、データに反映されないのです。
原因を調べてみると、アウトボックスに落ちた玉が、アウトボックスで跳ねてセンサーを通る前に下に溢れてしまっていたのです。センサーを通過しないと信号は出ないので、ホルコンにデータが行くはずもありません。いろいろなトラブルが発生しやすいのがアウトボックスです。
常日頃から、遊技台の知識を身に付け経験とともに、こういったトラブルの原因と対応策を学んでおいたほうがいいでしょう。