ビルメンと消防設備士乙種4類!
設備管理の資格を必要とするビルメン業界では、消防設備士乙種4類の資格もあれば役立つことがあります。
ビルメンの先輩の中には、
「消防設備士の資格なんてビルメンには必要ない!」
と言い張る先輩も中にはいます。
必要ないと言う先輩に限って、消防設備士乙種4類の資格を持っていなかったりするのですが。
消防設備士の資格は持っていたほうが良い!
ビルメンで数年間働いてきて感じるのが、消防設備士の資格はあってもなくてもどっちでも良さげですが、年に2回行われる消防設備点検時の業者の立会や、説明に知識が必要だったりします。
消防関係の知識がなければ、ただの連絡係りになってしまうので、仕事をしていても面白くなくなるのも確かです。
消防設備士の資格が無いよりは、あった方が良いです。
そして、ビルメン会社や設備管理の会社では、資格手当があるので給料のアップにもつながります。
消防設備士の資格って何?
消防設備士の資格は、ビル管理の仕事に必要不可欠な資格の一つです。
消防設備士とは、自動火災報知器やスプリンクラー、煙感知器や熱感知器といった設備に関するものを、取り扱って点検したり、工事したりできる資格です。
まず最初に、取得しておきたい資格の一つです。
消防設備士は甲種・乙種に分かれている!
消防設備士の資格は、乙と甲に分かれていて、乙は点検のみ出来る資格となります。
甲は点検と工事ができる資格で、乙の上級資格となっています。
そして、1類から7類まで分かれているので、必要となる類の資格を一つずつ勉強して取得していくこととなります。
ビル管理や設備管理の仕事でまず必要なのは、消防設備士乙4類の資格から取得するのがベストです。
消防設備士の試験と合格できる問題集!
このような参考書や問題集をやれば、合格ラインには達するはずです。
消防設備士の資格といっても、電気の計算問題や法令、構造などの分野があり非常に範囲が広いです。
あまり、有名な資格ではないみたいですが、受験者も結構多く、試験も年に二回くらいあります。
鑑別と呼ばれる、実技試験も意外と壁が高いです。
問題数が5つと少ないにもかかわらず、60パーセント以上の正解がないと合格にはなりません。
消防設備士の試験は、細かいところまでしっかりと勉強しておけば、問題なく合格はできます。
私が受験した実技試験の鑑別は、本屋さんで別の本を一冊買いましたが、ギリギリ合格することができたのです。
消防設備士の試験は、勉強しても勉強の仕方を間違えると試験に不合格になる資格なので、勉強方法や参考書などを選ぶのは慎重にしたほうがいいと思います。
消防設備士乙種4類の合格率!必要な勉強時間!
消防設備士の乙4類の合格率は、約40パーセントと言われています。
就職活動や転職の際には、あれば選択肢も広がることは間違いないので、頑張って取得することをおすすめします。
消防設備士の資格は、2ヶ月毎日2時間勉強すれば、合格できる資格でもあります。
仕事をしていない時間のある人なら、一ヶ月必死で頑張れば取得できます。
消防設備士4類の次に狙うのは?
消防設備士の乙4類を取得できれば、次は消化器の点検や整備ができる、消防設備士乙6類を取得するのもいいと思います。
ビルや設備の建物では、消防法で消化器などの設置が義務付けられています。
そういった消化器を点検したり、中の薬剤を交換したりするための資格が、消防設備士乙6類なのです。
ビルメンでも消化器の点検ができる、消防設備士6類は重宝されます。
ビル管理に必要な資格の一つとして、挑戦してみるのも良いのではないでしょうか?
ビルメンで働きながら消防設備士乙種4類の受験!
この時の私はビルメン1年生で、設備管理のことを基本から日々勉強している中での受験です。
初めてのビルメン仕事で覚えることもたくさんある中で、消防設備士乙種4類の試験は大変だったというよりも、新たな知識が入ってくるという希望で、楽しく勉強する事が出来た気がします。
ビルメン勤務での宿直明けや休日に、1日2時間程度の勉強を積み重ねて試験に向けて日々勉強していました。
消防設備士乙種4類の大まかな内容は、火災報知器や非常ベルなどの基本的な知識と、法令の基本的なことが主に出題されます。勉強していて「なるほどな!」と思うことが多かったのも事実です。
消防設備士乙種4類の試験当日!
消防設備士乙種4類の試験当日は、電車に乗って朝早くから出発します。
万が一、遅刻したりすると受験できなくなる可能性があるからです。
朝6時頃に身支度を済ませて7時に家を出発して、試験会場に到着したのは8時30分です。
消防設備士乙種4類の試験が9時から始まるので、急いで参考書に目を通します。
個人的には2ヶ月間毎日勉強したので、消防設備士乙種4類の試験に落ちることの不安も大きかったのを覚えています。
本試験によく出る! 第4類消防設備士問題集 (国家資格シリーズ187)
消防設備士乙種4類の試験を終えて・・
消防設備士乙種4類の試験を受けての手応えは十分にありましたが、鑑別問題と言われる消防設備士試験の筆記試験が難しく、回答の書き方が悪ければ不合格なので若干の心配をしていました。
合格率は平均的に35パーセント程度なので、3人に1人は合格できる試験です。
鑑別試験の実技に不安を感じながらも、運命の合格発表の日を迎えます。
消防設備士乙種4類の合格発表!
消防設備士乙種4類の試験から約1ヶ月後に、インターネットで合格発表が行われます。
12時にスマホからアクセスし、自分の受験番号を確認すると・・・
「見事!合格していました!」
消防設備士乙種4類の合格発表では、合格者番号が結構飛び飛びになっています。
以外に合格者が少なかった中での消防設備士乙種4類の試験合格は、個人的に満足感がありました。
勉強した結果が出たことで、自分にも自信がついて今後も頑張ろうと言う気持ちになってきます。
ビルメンで働く以上、資格をしっかり取得して知識を付けておかないといけません。
合格発表から1ヶ月後、免状が自宅に届く!
合格発表の翌日には、自宅に消防設備士試験の合格通知ハガキが届きました。
ハガキには、免状の申請方法と試験の結果が点数で表示されています。
私の点数は、
「筆記試験」 85パーセント
「実技試験」 80パーセント
このように記載されていました。
消防設備士の試験は、毎日勉強すれば必ず合格できる!
毎日2時間勉強すれば、結構余裕のある点数で合格できる気がします。
消防設備士乙4を受験した直後は、心配で気になって不安な気持ちにもなりましたが、やれば合格できるのが消防設備士の試験です。
届いた合格はがきに付いている「免状申請用紙」に収入印紙を貼り付け郵送すること1ヶ月。
自宅に簡易書留で消防設備士の免状が届きました。
免状を手にして初めて実感できます。頑張って良かった・・・と。
消防設備士の試験を受けられる方は、大丈夫です。
毎日コツコツと勉強すれば、試験に合格できるはずです。
ビルメンで働く人も、これからも頑張っていきましょう!
試験合格に役立つ参考書と問題集!
私が実際に使ってみて良かったと思う問題集と参考書です。
本試験によく出る! 第4類消防設備士問題集 (国家資格シリーズ187)