コンテンツ
- 1 昔のパチンコ店は店員のガラが悪い時代!
- 2 昔のパチンコ店はマイクパフォーマンスが多かった!
- 3 個人経営の小さなパチンコホール!
- 4 昔のパチンコ店でもボーナス(賞与)が貰えた!
- 5 昔のパチンコ店はホールでタバコを吸い放題!
- 6 CRモンスターハウスに裏ロムが仕掛けられた!
- 7 ゴト師はパチンコ店員とグルなのか?
- 8 パチンコ店の裏ロムは誰かが犠牲になる!
- 9 ついにゴト師が自分の店に・・・
- 10 ゴト師は羽根物のファインプレーでゴトをしていた!
- 11 主任がゴト師を捕獲しに行くが・・
- 12 常連客からの通報でゴト師を発見!
- 13 パチンコホール的には、ゴト師による金銭的な被害はなし!
- 14 悪さをしたゴト師の体には無数の配線とスイッチが!
- 15 【関連記事♪】パチンコ関連記事が特に人気です!
昔のパチンコ店は店員のガラが悪い時代!
私が、始めてパチンコ店員になったのは今から、15年ほど前になります。
今思えば、その時はパチンコ店で働くと言う事に、かなり悪いイメージを持っていました。
その当時は、今みたいに若くて可愛い女の子がいませんでした。
かわりに、パンチパーマのいかついおばちゃんがかなり多かったのです。
今のパチンコ店では、接客サービスに力を入れるのが当たり前になってきていて若い、可愛い女の子や若いイケメンの男の子などが、かなりの数働いています。
知らない間に時代が、ギャンブル場から、アミューズメントに変わったのです。
※私が働き始めた当時は、接客という概念は全くありませんでした。
昔のパチンコ店の先輩はイカつい人や怖い人が多かった!
パチンコ店の、先輩スタッフ?はかなりイカつい髪型で、どう見ても本職のような人や、過去に本職をしていた人もたくさんいました。
今のパチンコ店なら、お客様と喧嘩をしたらクビになることも多いと思います。
その当時のスタッフは、血の気が多い人が多く、ほぼ毎日お客様と喧嘩をしていました。
月に数回は、殴る蹴るの喧嘩がありました。
初めての、パチンコ店勤務は本当に緊張したのを今でも覚えています。
初日は、ヤクザみたいな人たちに囲まれて、足がガクブルで動けませんでした。
パチンコはした事があったので、ルール的なことは、大丈夫でしたが、間違ったところに就職したのではないかと本気で心配しました。
※周りの人達が、まだ20歳くらいの私に本当に親切にしてくれたのを忘れません。
昔のパチンコ店はマイクパフォーマンスが多かった!
今のパチンコ店では、マイクでアナウンスする事も少なくなってきました。
その当時は、マイクパフォーマンスがかなり必要だったので、初めての時は恥ずかしさで緊張しまくりでした。
お客様が大当たりをすると、マイクで
「○○番台!フィーバースタート!」
とカッコよく言わないといけません。
しかもそれが、大当たりする度にだから嫌にもなってきます。
あまりに忙しい日なんかは、喉が枯れて声も出なくなったりもしました。
※それでも、マイクパフォーマンスを必死でやっていました。
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呼び込みと言われるマイクパフォーマンスもアリ!
働き始めて、一ヶ月くらいすると、呼び込みマイクと言われるものにチャレンジしました。
パチンコ店での呼び込みマイクというのは、
「朝10時から1時間」
「昼の3時から30分間」
「夕方の6時から1時間」
この時間帯は、ラッキータイムという時間になっていました。
ラッキータイムというのは、
「その時間内で大当たりすると、出玉を交換せずに無制限で出玉で遊べますよ!」
といったサービスです。
出玉で遊戯が出来ると、お金を入れなくてもいいので、気分的にも楽になってきます。
そのような、ラッキータイムを盛り上げるために呼び込みをするのです。
パチンコ店の呼び込みマイクはかなりハード!
呼び込みマイクは、かなりハードです。
30分間は、ひたすらマイクでしゃべり続けます。
これでもかと言うくらい、大きな声で煽り倒します。
その30分で500回くらいは
「○○番台!○○番台!フィーバースタート!」
と連呼していました。
今のパチンコ業界では、ありえない光景です。
近所には、そういったうるさいパチンコ店ばっかりだったので、それが普通と思って働いていました。
今から15年前の話です。
営業中の、マイクパフォーマンスもそうですが、その当時のパチンコ店の客層は、かなり悪かったのです。
今みたいな、パチンコの規制もなかったので、当たれば、15連チャンや20連チャンなど当たり前でした。
大当たり一回の出玉も、今みたいに1500発ではなく、2200発くらい出る台が多かったように思います。
※もちろんギャンブル性も激しかったので、負けるときには5万円くらいはすぐに負けてしまうのです。
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個人経営の小さなパチンコホール!
私が働いていたパチンコ店は、規模の小さい個人で経営している店舗でした。
お世辞にも繁盛しているとは言い難いお店でしたが毎日楽しく、仕事をさせて貰う事が出来ました。
そのお店は、店長と主任、副主任と班長がいて、その下に私を含めた平社員が3人働いているといった形態でした。
昔のパチンコ店でもボーナス(賞与)が貰えた!
私が、初めてパチンコ店員で働いていたときは、毎日が本当に楽しかったです。
パチンコ店も、個人経営の小規模の店舗だったのでお客様の数が、かなり少なかったのです。
230台の遊技台がある店で、常に40人くらいしかお客様がいませんでした。
それでも、土曜日や日曜日になると、お客様の数も100人くらいになってきます。
日曜日なんかは、忙しかったです。そうこうしている内に、初めての、ボーナス日が来ました。
※その時は、働き始めてから1年近く経過していました。
パチンコ店で働き出して初めてのボーナス!
毎月の、給料も多く頂いていたので、ボーナスって言ってもそんなにないだろうと思っていましたが、封筒を開けて、頭がボーっとなりました。
どういうわけか、20万円入っていたのです。
嬉しくて嬉しくて、一週間で使い果たしてしまいました。飲みに行くとすぐに使い果たしてしまいます。
昔のパチンコ店はホールでタバコを吸い放題!
その当時は、タバコもホールで吸い放題でした。お客様の前で、プカプカして休憩しているのです。
大当りがしたり、呼び出された時にはタバコを置いて、急いでお客様の対応に向かいます。
お客様に対しても、接客といった概念はない時代だったので、今みたいに一礼したりといった事は誰もしていませんでした。
しかし、パンチパーマで刺青の入っているいかつい顔したおっさんが笑顔で、「ビシッ」と一礼していても嬉しくないですよね。
そんな感じで、しばらくの日が過ぎてある日、大事件が起きました。
※その当時の、大人気台のモンスターハウスで、裏ロムを仕掛けられて、3日間で22万円抜かれたそうです。
CRモンスターハウスに裏ロムが仕掛けられた!
パチンコの営業が終わった、午後10時すぎに店長と出玉調整で釘を調整している釘師さんやパチンコ店の社長から、勢ぞろいするくらい大騒ぎになりました。
裏ロムを見つけたのは、釘師さんでした。
釘師さんは、二日目に釘を締めたにもかかわらず、三日目にかなりの出玉を出された為に気がついたそうです。
その日からさかのぼって一週間のデータを調べた所、かなりおかしいと判断して、閉店後すぐに遊技台を開けて調べたところ、発覚したのでした。
しかし、パチンコ台には鍵がついているので、営業中に悪い客ができる仕業でもありせん。
※監視カメラも付いているので、そんなに大胆に裏ロムを仕込むことも難しいはずです。
ゴト師はパチンコ店員とグルなのか?
その日のうちに、内部的な犯行と結論づけられました。
一番先に、疑いをかけられたのは、朝からパチンコ店内を掃除するおばちゃん達でした。
私は正直、掃除のおばちゃん達がそんな事をするとは思えませんでした。
三日後に、おばちゃん達は解雇され、新しい掃除のおばちゃん連中に入れ替わりました。
腑に落ちないと思いつつも、仕事に精を出していたところ、一ヶ月後くらいに、事態は急変したのです。
朝の勤務開始時間になっても、班長が来ないのです。
班長が来ないと、お店の鍵が開かないので店に入る事ができません。
店長が来て、事なきを得ましたが、班長の姿はその日以降見ることはありませんでした。
班長がゴト師に脅されて裏ロム設置の協力をしていた!
店長に聞いたところ、班長が、悪いヤクザ連中に脅されていて、裏ロムをいくつか仕込んでいたのだと説明してくれました。
それで、悪い気がしていたのかやめるという選択肢になってしまったのだと思います。
どんな理由があっても、裏ロムはダメです。
犯罪行為ですし、常連さんを裏切ることになるからです。
パチンコ店の裏ロムは誰かが犠牲になる!
パチンコ店も、毎日利益を取らないとやっていけません。
不正にお金を出されて、持っていかれるという事は、その分を誰かが払うということなのです。
わかりやすく言うと、パチンコで遊べるような調整をしても利益が取れるところを、裏ロムで不正に玉を出されると遊べるような調整では、利益が出なくなります。
そうなると、遊べない調整が当たり前になっていくので、毎日そのパチンコ店で遊戯するお客様が一番貧乏くじを引くことになるのです。
裏ロムは、普通の社員や主任が遊技台をチェックしても、発見できる確率は低いのです。
日々常に、そういった情報を仕入れ、写真などでも知識を身につけていなければ、遊技台を検査しても不正は見抜けないものです。
パチンコ店員をしていると、さなざまな非現実的なことがよく起こります。本当によく起きるんです。
※ここまで読んで頂いた方は、パチンコ店員のことが分かって来たのではないでしょうか?
ついにゴト師が自分の店に・・・
ある日、遅番でホールに出勤すると、珍しく店長が怖い顔をして立っていました。
「触らぬ神に祟りなし!」
と思い、知らんふりをしていましたが、どうやら、私の働いている店にゴト師が、パチンコで不正をしているとの事でした。
ゴト師は羽根物のファインプレーでゴトをしていた!
店長に、客と台の番号などの情報を教えてもらい、ゴト師を監視していました。
よく見ると、打っていた遊技台は、羽根物のファインプレーという台だったのです。
羽根物というのは、簡単に説明すると、ちょっとずつ玉を増やして遊ぶ台なのでフィーバー機みたいに連チャンもしませんし、箱に一箱貯めるのもかなりの時間がかかります。
「こんな台で、ゴト師も儲かるんかな?」
と思ったのが正直なところです。
主任がゴト師を捕獲しに行くが・・
その瞬間、事態は急変しました。
主任が、そのゴト師を後ろから羽交い絞めにして引きずり出してしまったのです。
いくらお客様が少ない店だといっても他のお客様は、びっくりしています。
怖い、主任に脅され抵抗をしなくなったゴト師に、店長が言葉を掛けます。
たった一言。
「事務所にこいや!」
ゴト師は、言いました。
「私には子供がいるので、今回だけは見逃してもらえますか?」と
店長は、
「ごちゃごちゃ言わんと事務所へ来いや!」
そういう話で、ゴト師はパチンコ店の事務所に連れて行かれました。
常連客からの通報でゴト師を発見!
ゴト師が見つかったのは、常連さんからの報告がきっかけでした。
見たこともない客が、
「なんでこんなに出すんやろ?」
と不思議に思った常連客が、こっそりと観察していたのです。
※ゴト行為を確認してから、主任に報告したのでした。
パチンコホールに警察が到着!
しばらくすると、警察がやってきました。
パトカーが数台と警官が数人で、ゴト師を逃さないように両脇を固めてパトカーに乗せて連れて行きました。
店長もなぜか警察に連れて行かれました。
早く店長が戻ってくれば良いのだけれど。
パチンコホール責任者の店長は、警察署にて5時間もの事情聴取!
それから、6時間ほど経った深夜の1時頃、店長は疲れた顔でパチンコ店に帰ってきました。
店長は、疲れながらも怒りを爆発させていました。
聞くと、5時間もの間警察の事情聴取を受けていたのだそうで、調書を書くのにかなりの時間がかかったそうです。
「腹は減るし、ほんま最悪や!」
とこぼしていました。
ホールの休日には警察の実況見分もあった!
しかも、3日後のパチンコ店の休日に店長だけ、ゴト行為の実況見分があるとのことで、休みの日にパチンコ店を開けて、警察とゴト師との実況見分をしていました。
ゴト師が、ちょっと悪さをするだけで、パチンコ店の従業員はかなりの被害を受けます。
パチンコホール的には、ゴト師による金銭的な被害はなし!
今回の、ゴト師による金銭的な被害は未然に防げましたが、取り調べなどの時間的な被害はかなり受けました。
後日、店長からゴト師が事務所に行ってからの話を聞かされました。
ゴト師は、パチンコ店の事務所に連れて行かれたあとは、おとなしくなり
「子供のために見逃してください!」
と、涙を流して謝罪したそうです。
店長も子供のことを考えると、気持ちが揺れたそうです。
※しかし、悪いことは悪いということで警察を呼んだのです。
悪さをしたゴト師の体には無数の配線とスイッチが!
ゴト師がしていたゴトの手口は、服の中の至るところに、配線が通っていて靴の中の、足の部分にスイッチがついていたみたいです。
親指のところを足で踏むと「カチッ」と、スイッチを入れる事が出来るようにしてありました。
上着を脱ぐと、人造人間キカイダーみたいだったとも言っていました。
基本的には、ゴト師を見つけたら、自分達で確保しないで、警察の手を借りるのが一番です。
ゴト師も、逆上して自分の身を守るために、何をするかわかりません。
15年くらい前の出来事だから大丈夫だったものの、そんな事をしていれば命がいくつあっても足りません。
※パチンコ店員になって、初めてのゴト師逮捕の事件でした。
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